新年のご挨拶
2023年01月01日 (日)
新年明けましておめでとう御座います。
昨年は、ロシアによるウクライナ侵略戦争の悲惨さを目の当たりにする1年でした。ウクライナから来日している音楽家の演奏を聴く機会もあり、日本にも多くの方が避難してきていることを実感することができました。アジアでも国際的な紛争の緊張は高まりつつあり、国際紛争を解決する手段としては、戦争や武力の行使を放棄した日本国憲法の価値が、今年は様々な場面で、問われることとなります。
平和な生活が取り戻され、また侵されない1年であって欲しいと願いますが、もっと身近な様々なトラブルについては、私たちの法律事務所で、ご相談にのることができます。
法律は万能ではありませんし、不本意な結果に終わることもあるかとは思いますが、それでもやはり、法律の知識や援助が必要な場面は、たくさん有ります。私達の事務所には、6人の弁護士がおり様々なご相談にのることができます。何かあれば、どなたでもお気軽にご相談いただければと思います。
本年も宜しくお願いいたします。
新型コロナウィルス蔓延の関係で、裁判期日はウェブ会議で済ませてしまうことが多くなりました。果たして、それが良いものかどうか、疑問がなくは無いです。しかし、IT化の流れは、訴訟手続全体にも及んで、民事事件、刑事事件ともに今後は原則ITを利用して行うようになります。このような流れにもきちんと対応できるようにしていきます。
高齢者の詐欺被害のご相談が多く寄せられており、裁判手続きを通じて回収をはかっているものも複数あります。少しでもおかしいなと思ったら、まずはご相談いただけると被害の予防、拡大防止につながります。弁護士に相談するのは敷居が高いと思われるかもしれませんが、お気軽に相談いただけると嬉しいです。それでも躊躇してしまうという場合は、まずは最寄りの消費生活相談センターにご相談いただくという方法もあります。消費者被害の情報が多く寄せられているので、怪しい話かどうか適切な助言をもらえます。
お正月に集まった折、気になることがないかご家族で話し合われるとよいのではないでしょうか。
本年も宜しくお願い致します。
明けまして、おめでとうございます。
昨年4月から、日本司法支援センター(法テラス)本部にて事務局長を務めております。事務所を不在がちで、ご迷惑をおかけしておりますが、一つの大きな組織の中で、これまでの弁護士業務を超えた貴重な経験をさせていただいております。
DX化の推進は法テラスにおいても喫緊の課題です。大きな改革はこれからですが、小さな改善が進められています。例えば、法律相談の予約のオンライン化などの試行が始まっております。職員にとって、予約管理のための電話対応時間が大幅に減り、業務が効率化されるという大きな利点があります。しかしながら、コロナワクチンの予約において、高齢者の方に混乱が生じたように、デジタル化が誰にとっても最適というわけではありません。利用者の目線を忘れることなく、バランスのとれたDX化を進めることの必要性を考えさせられております。
このほか、人事労務、個人情報保護など、弁護士としての経験につながる業務にも携わっております。日々、充実しており、2022年は目まぐるしく過ぎた1年でした。
本年も、さらに慌ただしい一年になりそうな予感が致しますが、一つ一つの業務や事案に丁寧に向き合い、成長の糧として参りたいと思います。本年もご指導の程、どうぞよろしくお願いいたします。
明けましておめでとうございます。
新型コロナウイルス感染症が社会に大きな影響を与え始めてから3年近くが経とうとしておりますが、2020年、2021年は新型コロナ感染症の影響により中止となっていた大きなイベントが昨年は再開されるなど、社会全体が徐々にコロナ前の状況に戻りつつあるように思います。とはいえ、まだまだ収束しているとはいえない状況です。
本年も、社会の動きを意識しながら、社会の変化に柔軟に対応することを心がけて行きたいと考えております。
本年もよろしくお願いいたします。
新型コロナウイルスが流行してから3年。この間、医療、運輸、種々の公務がエッセンシャル・ワークとして注目されました。しかしこの公務窓口を担当する職員の多くが非正規職員という不安定な地位におかれています。多くの公務を担う労働者が安定して働けるように制度を作り上げていく必要性を強く感じます。